愛情の角度

自分は主にラブソングが好きでそういった曲を作ることが多いのだけれど、今回の詩は少し違った形で命や絶望感などを表現したいと思い作った曲です。それでも人として生きている以上愛情というものは不可欠なものでさまざまな感情の中で愛といったものがところどころ見え隠れする、そんな作品になり皆様の元に色々な角度から届いてくれるとうれしく思います。

時代が命を抱えてる 作詞、作曲 真治

どうしようもないくらい自棄になって 寂しさ紛らわす狩られた心
何を想っているんだろう 何を感じているんだろう 言葉に出来なくて
どうしようもないくらい馬鹿になって のたうち嗅ぎ回る一人遊び
誰を愛していたんだろう いや愛って何だろう 僕には程遠いもの

もう何度も 出会えたような そんな気がしてる
後何度 同じ風を 身に纏って いればいいのだろうか それでもまた

1愛を探してんだ 名もない意識の 淵を彷徨い歩きながら
一人しまい込んだ胸の奥のファクター 声にならない涙1

気づけば前のめり歩く姿が 所構わず夜に馴染んだ
伺い合う少年も 信じた少女も この闇に飲まれていく

敬って 恥を晒して 僕ら生きてきた
昔も今も 変わりゃしないさ 変わっていく ものは何僕ら 自分自身

愛を失った 充てない過去から 君を迎えに行くからね
一人迷い込んだ誰の中も薄情 心許ない泪

1繰り返し

そして
時代は抱え込んだ 儚い意識の淵を彷徨い歩きながら
僕ら忘れてった人の声も全部 心許ない涙