皆様お久しぶりです。新曲が出来上がったので載せたいと思います。今回の曲は今まで自分が作ってきた曲の中で一番曲の中に入り込めた感じがしています。時間として少し長いような気もしましたが短い演奏の中ではどうしても繊細な部分まで表現しきれなく思い7分程の曲に仕上がりました。それでは聴いて下さい 「愛しさを越えて」

愛しさを越えて 作詞、作曲 真治

縫い付けられた綺麗ごとと つけては剥がす傷跡
吐き気を催すほどの真実を人は皆 優しさと言った
あれだけ望んでた出会いも あなたを見つけた喜びも
何もなかったよう 一人涙をそっと拭ったんだ

どんなに強がってみても 愛する人と添い遂げられない
その事実を目の当たりに立ち塞ぐ心はまるで命が途切れてくようで

自分に嘘を つくぐらいなら 居ない方がいい
そんな我儘で あなたを汚した 綺麗なままじゃ忘れられないから
さよならのまた 続きが あるとすれば それはきっと
愛する事にも 愛される事にも 怯えては見離されてる 今以上に

「幸せになれ」とか「元気で」とか また自分を誤魔化しては
明日を逸らす 事だけが何よりも上手くなっていた

子供のよう駄々こねるように 無いものねだり嫉妬していた
この場面の終わりにどれだけ立ち会えば暗い底から抜け出せるのだろう?

あなたの今が欲しくて 与えたくて 立ち止まれば
理性を保てた 頭じゃ言葉が 何一つ届かない気がしてた
愛しさを越えた その先 先があると すればきっと
やつれた心と 歪んだ想いを 抱えたまま焦らされてく 僕がいる

醜さの中に あるけど それも僕と 伝えたくて
妬みや僻みで この身を凌いでも 愛する事に変わりはないけれど
愛しさを越えて あなたを あなたを 想えたなら
信じる事にも 慈しむ事にも もっと素直になれるだろう 今以上に